「音楽に導かれる黙想会 フジコ・ヘミング」星野正道師、2018/3/9(金)~11(日)

星野正道師による「音楽に導かれる黙想会」を2018年3月9日(金)より11日(木)で開催します。

音楽に導かれる黙想会 フジコ・ヘミング 2018春

「音楽に導かれる黙想会」

おくれて来た人 フジコ・ヘミング

フジコ・ヘミングは1999年2月に放送されたNHK TV ETV特集「フジコ~あるピアニストの軌跡~」によって日本の多くの人々に知られるようになったピアニストです。このとき67歳でした。ずっと昔、藝大を卒業してから余り目立たない演奏活動の後、ヨーロッパに渡りました。その後、人々から忘れられて久しかった彼女ですが、たまたま日本に帰国した際、友人たちが催してくれたコンサートで演奏しました。スマートで合理的な演奏へと傾斜してきた現代の聴衆やピアニストが忘れていた人間の息づかいが伝わってくる彼女の演奏は、当時普及し始めていたインターネットを通じて人から人へと波紋を広げていきました。

それまで、文学界でも音楽界でもあらゆる世界はマスメディアやその世界を取り仕切っている専門家の評価や推薦なしには我々、下々の者の感性に触れることは許されませんでした。しかしおくれてきた人 フジコ・ヘミングという新しい現象ではその常識を打ち破り、先入観なしに実際にその芸術に触れた人々の心が直接他の人の心にその良さを伝えることになりました。

結果的にフジコの演奏もメッセージも一時的なものではありませんでした。あれから18年以上たって85歳になるフジコの演奏は音楽をインテリの飾り物ではなく生きる力にしたいと言う人々によって受け入れられています。それはきっと彼女の魂が私たちと同じように生きるための苦労や悲しみの中でみがかれてきたものだからでしょう。多くの高名な音楽評論家や音楽界でしっかりとした地位を築いているピアニストたちが見向きもしなかったこのおくれて来た人 フジコ・ヘミング現象の向こうに、市井を生きる小さな一人ひとりがとらえた本物の歌が響います。

この黙想会ではこうした何者でもない私たち一人ひとりがどれほどに神から愛され心にかけられているかをフジコの音楽と映像、言葉、そして主のみ言葉を通して確かめてみたいと思います。 以上

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA